「こち亀の登場人物を一覧で確認したい」「両津勘吉や中川圭一、秋本・カトリーヌ・麗子はどんなキャラクター?」「昔のアニメと2027年放送予定の新作では声優がどう変わる?」――そんな疑問に答えるのが、漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』のキャラクターガイドです。主人公の両津勘吉を中心に、亀有公園前派出所の同僚、上司、女性警察官、擬宝珠家の人々、特殊刑事課の個性派まで、名前と特徴、人物同士の関係を整理します。
原作は秋本治による漫画で、1976年に『週刊少年ジャンプ』で連載が始まり、2016年に週刊連載40周年とコミックス200巻刊行を節目として終了しました。そして2026年は連載開始から50周年を迎える年です。加えて、2026年9月には新作アニメの主要キャストが発表され、2027年の放送も予定されています。懐かしいキャラクターを振り返りながら、最新のアニメ情報まで確認できるようにまとめました。集英社の作品紹介と新作アニメ公式発表が、作品の基本情報を知るうえで重要な手がかりになります。
【まずは主要キャラ一覧】こち亀を支える派出所の4人

こち亀のキャラクターを理解するなら、まずは亀有公園前派出所で働く両津勘吉、中川圭一、秋本麗子、大原大次郎の4人を押さえておきたいところです。金儲けに奔走する両津、常識的な判断をする同僚たち、そして厳格な上司という構図が、作品の騒動を生み出す基本形になっています。
1. 両津勘吉(りょうつ・かんきち)本作の主人公。通称は「両さん」。亀有公園前派出所に勤務する警察官で、型破りな行動力と、並外れた商売への執着が最大の特徴です。
儲け話を見つけると、商売、発明、イベント、流行の商品など、あらゆるものに飛びつきます。大きな利益を夢見て大胆な計画を立てる一方、調子に乗りすぎて大失敗することも少なくありません。大原部長から叱られる展開は、こち亀を象徴するおなじみのパターンです。
しかし、両津は単なるトラブルメーカーではありません。困っている人を放っておけない一面や、昔ながらの人情に厚いところもあります。強引で短気なのに憎めないという二面性が、長年にわたって主人公として愛されてきた理由の一つです。
2. 中川圭一(なかがわ・けいいち)両津の同僚で、巨大企業グループの御曹司。端正な容姿、上品な物腰、優れた能力を備えたエリート警察官です。
両津とは対照的に、経済的な余裕があり、落ち着いた判断をする人物として描かれます。ただし、いつも冷静な常識人というわけではなく、両津の突飛な発想に巻き込まれることも多い存在です。
中川の役割は、両津の常識外れな行動を際立たせること。経済力や社会的な立場がまったく異なる2人が同じ職場で働くからこそ、金銭感覚や価値観の違いが笑いにつながります。
3. 秋本・カトリーヌ・麗子(あきもと・カトリーヌ・れいこ)両津や中川と同じ派出所で働く女性警察官。華やかな雰囲気と知性を兼ね備え、ファッションや社交にも通じたキャラクターです。
両津の無茶な計画を冷静に見抜く一方、面倒見のよさを見せることもあります。中川と並ぶ裕福な人物として紹介されることが多いものの、麗子は独立した判断力と行動力を持ち、単なるお嬢様役に収まらないところが魅力です。
なお、原作でのフルネームは「秋本・カトリーヌ・麗子」。アニメ関連の資料や新作発表では「秋本麗子」と表記される場合がありますが、いずれも同じキャラクターを指しています。
4. 大原大次郎(おおはら・だいじろう)両津たちの上司で、通称は「大原部長」。規律と責任を重んじる、厳格な警察官です。派出所の秩序を乱す両津をたびたび叱り、時には激しく対立します。
両津にとっては最も手ごわい相手の一人ですが、2人の関係は単純な上司と部下ではありません。長年の付き合いのなかには信頼や情もあり、騒動の裏側から人間味が見えることがあります。
両津が自由奔放な行動力を象徴するなら、大原部長は組織の規律を象徴する人物です。この対照的な関係が、こち亀の物語を安定して動かす軸になっています。
【こち亀の脇役キャラ一覧】本田速人・麻里愛・擬宝珠家など
こち亀の登場人物一覧を調べる際、主要4人だけでは作品の面白さを十分に振り返れません。長い連載のなかで登場した同僚、警察関係者、家族、個性的な友人たちが、エピソードごとに違う笑いを生み出してきました。
警察関係者・派出所の仲間- 寺井洋一:両津たちの同僚。比較的穏やかで、派出所の日常を支える存在です。原作とアニメで名前や表記を調べる場合は、掲載時期や資料の違いにも注意しましょう。
- 本田速人:普段は気弱で控えめな警察官ですが、バイクに乗ると性格や口調が一変することで知られます。普段との落差が大きく、ギャップそのものが笑いの源です。
- 屯田五目須:警察署の署長。組織の管理側に立つ人物で、両津たちの騒動にも関わります。
- ボルボ西郷:軍事やサバイバルの知識に長けた人物。一般的な警察官とは異なる技能や発想が、騒動に独特の色を加えます。
- 左近寺竜之介:屈強な体格と鍛錬を好む性格が特徴。格闘や趣味に熱中する姿が印象に残るキャラクターです。
- 日暮熟睡男:長期間眠り続け、決まった周期で目を覚ますという非常に特異な設定の人物。登場するだけで時間の経過や特別な騒動を感じさせます。
- 小野小町:女性警察官の一人。清正奈緒子とともに、女性警察官が活躍するエピソードなどで知られます。
- 清正奈緒子:女性警察官。小町らとともに、派出所を中心とした人間関係に幅を持たせる人物です。
擬宝珠纏(ぎぼし・まとい)は、歯切れのよい性格と行動力が特徴の女性警察官です。両津とは遠慮のないやり取りを見せ、麗子とは異なるタイプの強さで物語に加わります。
纏を通じて登場するのが、老舗の寿司店「超神田寿司」に関係する擬宝珠家の人々です。両津の交友関係は警察組織の外にも広がっており、家族や商店街の人々との交流が、作品に下町らしい生活感を与えています。
- 擬宝珠檸檬:擬宝珠家の幼い女の子。子どもらしさと大人びた言動の組み合わせが印象的です。
- 擬宝珠夏春都:擬宝珠家を取り仕切る存在感のある人物。家族や店をめぐるエピソードで重要な役割を担います。
擬宝珠家のエピソードは、警察署を舞台とした騒動だけでは見えにくい両津の人間関係を知るうえでも役立ちます。
麻里愛・特殊刑事課などの個性派- 麻里愛(あさと・あい、通称マリア):強い存在感と独特の経歴を持つキャラクター。物語のなかで性別をめぐる設定も扱われ、両津との関係を含めて印象的なエピソードが描かれます。
- 海パン刑事:常識にとらわれない姿と行動が目を引く特殊刑事課の刑事。登場時のインパクトが強いキャラクターです。
- 月光刑事:特殊刑事課の個性派。独特の演出や言動で、通常の警察ドラマとは異なる笑いを生み出します。
- ドルフィン刑事:特殊刑事課に属する刑事の一人。型破りな設定を生かしたエピソードで知られます。
- 絵崎コロ助:発明や科学的な発想に関係する人物。技術や新しいアイデアが騒動を拡大させる、こち亀らしい展開に登場します。
- 白鳥麗次:裕福な人物としての立場や独特の振る舞いが印象に残るキャラクター。両津とは違った方向から騒動に関わります。
ほかにも、エピソードごとのゲスト、警察関係者、家族、商店街の住人など、こち亀には数多くの人物が登場します。すべてのキャラクターを一度に覚えるよりも、派出所の仲間、擬宝珠家、特殊刑事課というグループ別に整理すると、名前と特徴を結びつけやすくなります。
【こち亀キャラ相関図】人物同士の関係と新旧アニメ声優一覧
こち亀のキャラクター相関図を理解する要点は、人物を単独で見るのではなく、誰と組み合わさることで騒動が起きるのかに注目することです。両津と大原部長の対立、中川や麗子との価値観の違い、本田の二面性、擬宝珠家との交流など、関係性を押さえると各キャラクターの役割が見えてきます。
下の表では、主要人物を中心に、人物同士の関係、旧テレビアニメの主な声優、2027年放送予定の新作アニメにおけるキャスト発表状況をまとめました。
| キャラクター | 関係・主な特徴 | 旧テレビアニメの主な声優 | 新作アニメのキャスト |
|---|---|---|---|
| 両津勘吉 | 主人公。金儲け好きで行動力があり、大原部長と頻繁に対立する | ラサール石井 | 落合福嗣 |
| 中川圭一 | 両津の同僚。財閥の御曹司で、冷静さと能力を備える | 宮本充 | 蒼井翔太 |
| 秋本・カトリーヌ・麗子 | 両津の同僚。知性、華やかさ、面倒見のよさが特徴 | 森尾由美 | M・A・O |
| 大原大次郎 | 両津たちの上司。規律を重んじ、両津を厳しく叱る | 菱谷紘二、佐山陽規 | 坂本頼光 |
| 寺井洋一 | 派出所の同僚。比較的穏やかな人物 | 茶風林、林家こぶ平 | 未発表 |
| 本田速人 | 普段は気弱だが、バイクに乗ると性格が変わる | 家中宏 | 未発表 |
| 麻里愛 | 独特の経歴を持ち、両津との関係も印象的 | 麻生かほ里 | 未発表 |
| 擬宝珠纏 | 行動力のある女性警察官。擬宝珠家や超神田寿司にも関係する | 土居裕子 | 未発表 |
| 擬宝珠檸檬 | 擬宝珠家の幼い女の子。大人びた言動が特徴 | 齋藤彩夏 | 未発表 |
旧作の主要キャストはフジテレビの番組情報などで確認でき、新作の主要4人については2026年9月5日の公式発表で配役が公表されています。新作の発表済みキャストと旧作の声優は別々に整理すると、声優変更に関する混乱を防げます。
【こち亀アニメ声優一覧】旧作と2027年新作の違いを解説
こち亀のアニメ声優を調べるときに注意したいのが、1996年から放送されたテレビアニメと、2027年放送予定の新作アニメを区別することです。同じキャラクター名でも、作品によって担当声優が異なります。
旧テレビアニメの主要キャスト1996年に始まったテレビアニメでは、両津勘吉をラサール石井、中川圭一を宮本充、秋本麗子を森尾由美が担当しました。大原大次郎役は放送初期とその後で菱谷紘二から佐山陽規へ交代しています。
また、寺井洋一役は茶風林から林家こぶ平へ交代しました。現在の林家こぶ平は林家正蔵として知られています。長期間放送された作品のため、キャラクターによっては担当声優の変更や、時期による違いがあります。
2026年9月に発表された新作アニメのキャスト2026年9月5日、新作アニメ『新こちら葛飾区亀有公園前派出所』の公式サイトは、派出所の主要メンバー4人の新キャストを発表しました。両津勘吉役は落合福嗣、中川圭一役は蒼井翔太、秋本麗子役はM・A・O、大原大次郎役は坂本頼光です。
同作は2027年にフジテレビで放送され、各プラットフォームでも配信される予定です。監督は大地丙太郎、アニメーション制作はぎゃろっぷと発表されています。
2026年10月時点で公表されている主要4人の配役は確定情報として扱えますが、脇役の新作キャストについては、公式発表が確認できた人物と未発表の人物を区別して見る必要があります。旧作の配役が、そのまま新作でも続投するとは限りません。
【歴代キャラクターの楽しみ方】こち亀が多くの人物を生み出した理由
こち亀の大きな特徴は、主人公の周囲に同じタイプの人物を集めるのではなく、職業、性格、価値観、趣味、家庭環境が大きく異なる人物を配置していることです。両津の金銭欲、中川の経済力、麗子の社交性、大原部長の規律意識という対照だけでも、さまざまな物語が成立します。
そこに本田の二面性、日暮の特殊な登場周期、特殊刑事課の奇抜な設定、擬宝珠家との交流が加わることで、日常の警察業務からスポーツ、商売、家族、流行、科学、社会風刺まで、幅広い題材を扱えるようになっています。
キャラクターを探すときに知っておきたい3つのポイント- 主要人物と脇役を分ける:両津、中川、麗子、大原部長を起点にすると、派出所を中心とした人間関係を把握しやすくなります。
- 原作とアニメの表記を区別する:フルネーム、通称、役職名など、資料によって表記が異なる場合があります。特にアニメの声優を調べる際は、作品名や放送時期を確認しましょう。
- 登場時期やエピソードを手がかりにする:長期連載作品のため、すべてのキャラクターが同じ頻度で登場するわけではありません。名前が思い出せない場合は、所属グループや特徴から探すと見つけやすくなります。
「歴代キャラクター」を調べる場合、単に登場人物の数を増やすことよりも、人物がどのグループに属し、誰と関わり、どんな役割を果たすのかを押さえることが大切です。こち亀の人物関係は固定的な主人公チームだけで完結せず、エピソードごとに異なる組み合わせが生まれる点に面白さがあります。
【こち亀キャラ一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:こち亀の主要キャラクターは誰ですか?
A1:中心となるのは両津勘吉、中川圭一、秋本・カトリーヌ・麗子、大原大次郎の4人です。両津を中心に、同僚や上司との関係からさまざまな騒動が生まれます。
Q2:本田速人はどんなキャラクターですか?
A2:普段は気弱で控えめな警察官ですが、バイクに乗ると性格や口調が変わるという特徴があります。普段とのギャップが大きく、こち亀の個性派キャラクターの一人です。
Q3:麻里愛と擬宝珠纏はどちらも女性キャラクターですか?
A3:どちらも物語で女性として描かれるキャラクターです。ただし、麻里愛には性別をめぐる独特の設定があり、擬宝珠纏は行動力のある女性警察官として登場します。それぞれ設定も物語上の役割も異なります。
Q4:旧アニメと2027年の新作では声優が変わりますか?
A4:新作の主要4人は旧作とは異なるキャストに決定しています。両津勘吉役は落合福嗣、中川圭一役は蒼井翔太、秋本麗子役はM・A・O、大原大次郎役は坂本頼光です。脇役の新作キャストについては、公式発表を確認する必要があります。
Q5:こち亀のキャラクターは全部で何人いますか?
A5:連載期間が長く、ゲストや一度限りの登場人物もいるため、作品全体の登場人物数を一律に示すには数え方の定義が必要です。主要キャラクターだけを確認したい場合は派出所のメンバーから、網羅的に調べたい場合は原作の各話や公式のキャラクター紹介を手がかりにする方法が適しています。
Q6:こち亀の連載は2026年も続いていますか?
A6:週刊連載は2016年に終了しています。一方で、2026年は連載開始50周年に当たり、2027年放送予定の新作アニメも発表されました。原作の連載終了と、作品としての展開が続いていることは分けて考えると理解しやすくなります。
こち亀の登場人物を振り返るなら、まずは両津勘吉、中川圭一、秋本・カトリーヌ・麗子、大原大次郎という4人を押さえ、そのうえで本田速人、麻里愛、擬宝珠纏、擬宝珠家、特殊刑事課などへ範囲を広げると、キャラクター同士の関係を理解しやすくなります。
作品の魅力は、個性的な人物の名前や設定だけではありません。性格も価値観も異なる人々が同じ街や職場で関わり合い、騒動のなかに笑いと人情を生み出すところにあります。両津と大原部長の対立も、中川や麗子との掛け合いも、相手が誰なのかを知ることで、より深く楽しめます。
2026年は連載50周年の節目であり、2027年には新作アニメの放送が予定されています。旧作の懐かしい声優陣と新作のキャストを混同せず、原作のキャラクター設定とあわせて確認すれば、昔からのファンも新しく作品に触れる読者も、こち亀の世界をより幅広く楽しめるはずです。